
京都・祇園から
厳選したお茶をお届けするために
お茶の旨みを追求する。
それは私たちに課された使命であると考えています。
何百年間の職人たちの研鑽により作り込まれたお茶の製造工程により作られた、結晶のような茶葉たち。
私たちは、この数百種にわたる茶葉の中から「合組」と呼ばれる調合を行い、味筋を決めています。
祇園辻利は、悠久の日本のお茶の歴史に、畏怖と敬意を持ち、お茶と向き合っていきます。
日本の気候・風土を、お茶という形で体に取り込むことで、人間本来の自然の姿を五感で捉えて頂く。私たちは皆さまにそうしてお茶を愉しんでいただくことに、喜びを感じています。
©京都府山城広域振興局
祇園辻利のお茶
祇園辻利では、京都・奈良・滋賀の境に連なる山あいにて、自然の恵みを受けながら育まれた茶葉を、主に取り扱っております。この地域は、標高の高さと朝夕の寒暖差、川霧に包まれる気候が重なり合い、清らかな香りとやわらかな旨みを引き出す理想的な環境とされています。急斜面に広がる茶園では、細やかな手仕事が欠かせません。日々の手入れから収穫に至るまで、ひとつひとつに人の手と技が注がれています。長年培われた経験と真摯な姿勢でお茶づくりに向き合う生産者の手を経て作られた茶葉たちを、「合組」と呼ばれる調合によって「祇園辻利の味筋」に整えます。